スッポン科の亀の総称、古くは2億年以上も前から存在する歴史の古い生き物です。気の遠くなる様な年月を姿や形を全く変えずに生きてきた逞しい生命力を有し、その生命力からか中国では長寿をもたらす食物として重宝されてきました。現在では、健康食品や栄誉ドリンクの原材料として幅広く用いられています。日本では江戸時代から高級食材として広まり、すっぽん料理は吸い物や雑炊、鍋にして食べる事が多くなっています。その甲羅の丸い形から「まる」と呼ぶ地域もあり、すっぽん鍋を「まる鍋」と言う場合があります。
水中にいる事が多く、沼や水底の甲殻類や魚、軟体動物を手当たり次第に食べます。噛む力は非常に強い為、長い首を伸ばして瞬時に獲物を捕食します。ただし完全な肉食ではなく、水草を食べている場面も見られます。
丸くて柔らかな甲羅を持ち、やや小型担った事で泳ぎが速め。動きも意外に俊敏、亀=遅い訳ではありません。大型のものが多く、大きいものであれば1mを越す種類も存在しています。
神経質で臆病、更に気性が荒いのですぐ食いつこうとする習性があります。その為、不用意に触れるのは大変危険ですので注意。噛み付いたら離れないしつこさも強い警戒心の表れであり、すっぽんなりの外的から身を守る為の手段なのです。
生後5〜6年後に行い、一度で15〜50個もの卵を産み付けます。
水温が15〜20度以下になると、冬眠する習性があります。姿が見えなくなった場合は土の中を調べてみましょう、土中で冬眠する傾向があるので恐らくいるはずです。
スポンサードリンク
食用にすると低タンパク・低脂質でカロリーが低く、ビタミンA・Bが多く含まれており次の様な効果が期待出来ます。
「まるで違う」と言う意味で、何かを比較して使われるこの言葉。正確には「似ているが、まるで違う」と言う意味で、どこが似ているかと言いますと両方の形状である丸い形の事を指します。同じ丸い形であるにも関わらず、全く異なるこの二つを元に作られたものなのです。すっぽんが池に浮いている横に月が美しく映し出され、その光景を見て考えたものと伝わっています。この意味以外にも、天から優しく地上を照らす大きな月と地上に住まう小さなすっぽん、両者の距離感や大小など様々な解釈され、哲学的な問いを求めていると考えられる場合もあります。
よく、すっぽんが一度噛み付くと「雷が鳴るまで離れない」と言いますね。実際に無理矢理引き離そうとすると、すっぽんは酷く怯えて更に激しく食いつく危険性があります。結論を言いますと、雷が鳴らなくても殆どの場合は水に戻してあげると離してくれます。慌てず静かに水槽や水辺に戻してあげましょう。ただし、あくまで「殆どの場合」ですので、万が一噛み付かれて離れない場合は他の対処を行って下さい。
主に食用目的として大量に養殖されているすっぽんですが、その飼育は素人には容易ではありません。亀の部類で最も難しいと言われており、成長すると30cmを超えるものも多いので普通の水槽で育てるのは困難です。どの生物にも言える事ですが、事情があって飼えなくなったとしても絶対に適当な場所で放したりしない様にしましょう。ある程度、知識を身に付けてからと言うのも重要です。可愛いから、気に入ったからなど言う安易な理由で飼われ、ちゃんと世話を出来されずに命を落とすのではあまりに可哀相です。生き物を飼う事に対する責任をよく自覚する事が、飼い主として非常に大切な事なのです。以上の事を踏まえ、それでも飼うと言う方は大切に育ててあげましょう。特に冬眠の時期に気を配り、寒いと餌が消化しきれず命に関わりますので水温が20度を下回るようになったら餌をあげない様に心掛けて下さい。
スポンサードリンク