低血圧

低血圧は高血圧とは違って、即座に危険があるというものではありません。しかし低血圧で身体がだるいといった症状が出るのも事実です。そして、なぜか低血圧で具合が良くないといっても周りから理解してもらえなく、つらい気分を味わっている人も多いでしょう。ここでは、そういった誤解を受けやすい低血圧の知識と対策をまとめてみました。


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低血圧とは

言うまでも無く血圧が低い状態が慢性化していることを言います。数値で言うと、最大血圧110以下ということになります。しかし低血圧と診断されても、低血圧は病気ではありません。つまり、本人の体質や生活環境によって引き起こされている、一種の症状であるのです。この点が疾患として扱われる高血圧と違うところです。

低血圧は女性の持病?

女性ホルモンは血管を拡張する働きがあるとされますが、拡張された流れの良い血管は血圧を下げます。そのせいで低血圧は格段に女性に多いとされます。逆に言えば高血圧になりづらいわけで、ちょっとお徳かも。

低血圧の怖さ

低血圧は高血圧に比べれば安心、といわれますが普段の体調的には低血圧のほうがいろいろ問題があるかもしれません。また、血圧が弱いということは血管が詰まったときにそこで血液がストップしてしまう危険があります。これが脳や心臓などで起きると脳梗塞・心筋梗塞となります。

低血圧の種類

低血圧と診断された場合、低血圧にはいくつかの種類がありますので紹介してみます。

本態性低血圧

低血圧のほとんどがこの低血圧です。いわゆる「わたし、低血圧で朝が弱いの」というやつです。別になにか原因があるわけでないのに体質的に血圧が低い、という低血圧です。しかし慢性化している場合が多く、頭痛・めまい・疲れっぽい・食欲不振・だるい、などなどさまざまな症状を引き起こします。

起立性低血圧

普通の人間でも、座った状態から急に立ち上がると血圧が下がってくらっとすることがありますが、この起立性低血圧はその下がり幅が大きい人のことを言います。こうした人が急に立ち上がると一時的な脳貧血から失神しやすくなります。

二次性低血圧

これは何かの原因によって低血圧を引き起こしているものです。原因は病気が多く、中には心不全・がん・白血病などといった危険なものも含まれます。ただ、ふつうは貧血からおこる二次性低血圧が多いようです。

妊娠中の低血圧

これはどうしても妊娠中は起こりがちな症状です。つまり水分摂取量が減り、おなかには赤ちゃんがいる分余計に血液を流さなくてはならなくなるからです。この場合特に下半身にむくみなどを起こしやすくなります。通常安定期に入れば次第に回復していきますが、低血圧でなく貧血を起こして低血圧に似た症状を起こすことも多いので気をつけましょう。

低血圧治療

低血圧がいくら病気ではないといっても実際つらいんだからどうにかしたい、ということで、低血圧に対する対策を考えて見ましょう。あまりつらい場合は病院に行くしかありませんが、生活習慣を変えるだけでも大分違うはずです。

低血圧対策・病院へ

実際のところ病院にいっても、低血圧以外に疾患が無ければ低血圧から起こる症状(めまいや食欲不振といったもの)に対する治療、いわゆる対症療法をほどこすだけで低血圧の治療そのものはあまりやらないことが多いようです。もちろん、低血圧の原因がわかっている場合はその病気の治療をおこなうことになります。

低血圧対策・運動しよう

医者に行くほどでもないけれど、という場合は運動をしてみましょう。できれば足が鍛えられる運動がよいです。なぜなら運動で足が鍛えられると、足の筋肉が血管を押し出して血流をサポートしてくれるからです。やはり、手足は心臓に遠く、血管も細いためにここの筋肉を鍛えると効果大です。

低血圧対策・食事の改善

ユビデカレノンという酵素があります、心臓の働きを補助してくれる酵素で、体内で生成されます。低血圧の人はこの酵素の生産量が少ないことが多いので、食事にこの酵素を多く含む、いわし・肉類・ナスやにんにく、キャベツなどを意識的に摂取してみましょう。

低血圧対策・お風呂

血行が悪いのが低血圧ですから、入浴によって身体を温めて血行を良くするのは効果的です。高血圧とは反対に、熱めのお湯にじっくりとつかって、ついでに手足をマッサージしてみましょう。低血圧にありがちな症状の冷え性にも効きますよ。

低血圧対策・水分を多く

水を多めに摂取しておきましょう。血液が流れやすくなります。身体に水分がすくないと、血液が濃く、ネバネバしてきてますます血流が悪化しますので、水分を多めに取っておきましょう。特に運動・入浴・朝起きたときといった汗をかいたときの水分は貴重です。

低血圧対策・早寝、早起き

「わたし低血圧だから朝が弱いの」ではなく、少々でいいので早寝してみましょう。そして、それにあわせて少しでも起きる時間を早めてみましょう。起きたら朝イチで水分を補給。あとは起きさえすれば最初はテーブルにぐったりしていてもいいです。次第に慣れてきたら軽くストレッチングするなりシャワーを浴びるなりしてみると症状改善に効果的です。

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