誕生石

自分の生まれた月の誕生石を身につけていると、幸せになれると言われています。赤ちゃんの誕生にベビーリングとして、大切な人の誕生日に誕生花と添えても喜ばれそうですね。宝石にはいろいろな言い伝えがあります。人が星座のような特徴があるように、誕生石にも性格があり、相性があるのかもしれません。誕生石の由来や宝石の意味について紹介します。

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誕生石ってどんなもの?

誕生石とは、1月から12月の誕生月に、宝石を定めたもので、1912年にアメリカで制定されました。国によって若干の違いがあり、イギリスやフランスでは4月が水晶、7月がカーネリアンとなっています。日本では1958年に定められました。

1月の誕生石:ガーネット

代表的な誕生花:水仙

ガーネット(ザクロ石)には、真実・忠実といった意味があります。一口にガーネットといっても、黒っぽい赤や青みがかった赤、オレンジや緑色もあります。旅行者にとってガーネットは健康で安全に過ごすお守りとして身につけられていました。特に1月生まれの人が身につけると倍の効果があったそうです。

2月の誕生石:アメジスト

代表的な誕生花:フリージア

アメジスト(紫水晶)には、誠実・高貴といった意味があります。アメジストは赤みのある紫色で、濃く澄んだ色が品質が高く、最も価値のある水晶とされています。アメジストにはギリシャ神話の由来があります。アメジストという娘が冷淡な神バッカスにおそわれたとき、女神に救いを求めて美しい石になりました。アメジストをおそったバッカスは後悔し、アメジストにぶどうジュースをかけました。すると、アメジストの石は美しい紫色になったと言います。そのため、アメジスト色のコップで飲むと酔わないと伝えられました。

3月の誕生石:アクアマリン・サンゴ

代表的な誕生花:桜

アクアマリンには聡明・沈着といった意味、サンゴには聡明・長寿といった意味があります。アクアマリンは、海のようにきれいな青や青緑色をした宝石です。その名の通り、海のお守りとされてきました。サンゴ(コーラル)には赤、オレンジ、ピンク、白、黒、青などたくさんの色があります。古くから重宝されてきたため、日本独自の誕生石です。

4月の誕生石:ダイヤモンド

代表的な誕生花:チューリップ

ダイヤモンドには清浄無垢といった意味があります。ダイヤモンドは、宝石の中でも一番硬く、他の宝石やダイヤモンド同士でも傷つくことがあるので、保管に注意が必要です。主にアフリカやオーストラリアで生産され、石の重さ、カラー、純度、カットによって価値が決まります。まれに赤やオレンジなどのファンシーカラーダイヤモンドもありますが、透明度が高いほど価値があります。

5月の誕生石:エメラルド・翡翠

代表的な誕生花:カーネーション

エメラルドには幸運・幸福といった意味、翡翠には長寿・健康といった意味があります。エメラルドは、愛と美の女神ヴィーナスによって、最愛の人の誠実さを表す宝石とされてきました。エメラルドは、眼の疲れを癒す効果があると伝えられています。翡翠は、英語でジェイドと呼ばれています。エメラルドグリーンの色が強いほど、質の高い翡翠とされています。透明度の低い翡翠は、ティーカップや花瓶などに使用されています。

6月の誕生石:パール・ムーンストーン・アレキサンドライト

代表的な誕生花:バラ

パール(真珠)には健康・無垢、ムーンストーンには知性・物思い、アレキサンドライトには健康・富といった意味があります。真珠は、貝の種類によってアコヤガイ真珠、淡水パールなどの種類に分かれます。冠婚葬祭の装飾品として利用されます。ムーンストーン(月長石)は、月や太陽の光によって輝きが変わる宝石として、世界各地でムーンストーンを身につけていると、幸せになれると信じられてきました。アレキサンドライトも、光によって赤紫やオレンジ、緑と変化します。高品質のアレキサンドライトは希少価値が高く、ダイヤモンドに匹敵します。

7月の誕生石:ルビー

代表的な誕生花:スイートピー

ルビーには情熱・仁愛といった意味があります。アラビアンナイト物語には、ルビーにまつわる話が出てきます。ビルマの底なしの谷には、燃えるように赤い石(ルビー)がありました。ビルマの人たちは、その石を手に入れるため、ルビーに生肉を投げつけます。その肉をはげ鷹がくわえ、はげ鷹の持っている生肉にルビーが食い込んでいるのを確認し、ルビーを手に入れたのです。ルビーには、不老長寿の意味があり、自分の体にルビーを入れることで長い命を授かるとされてきました。ルビーはサファイアと同じ鉱物でできていて、赤く透明度が高いものほど価値があります。

8月の誕生石:サードニックス・ペリドット

代表的な誕生花:ひまわり

サードニックス(メノウ)には知恵・勝利、ペリドットには夫婦の幸福・和愛といった意味があります。サードニックスは、赤褐色と白色の鉱物で、身につけると恐怖心をなくし、幸せを勝ち取るといわれてきました。ペリドットは「太陽の宝石」と呼んで、魔力があると信じられてきました。そのため、ペリドットに穴を開け、ロバの毛を通してお守りにしていました。

9月の誕生石:サファイア

代表的な誕生花:りんどう

サファイアには誠実・慈愛といった意味があります。サファイアは、ルビーのところで触れた通り、ルビーと同じコランダムという鉱物でできています。赤色の宝石をルビー、そのほかの色をサファイアとして分類してきました。ピンクやオレンジのサファイアもありますが、紫がかったブルーサファイアで透明度の高いサファイアは高品質と言われています。ルビーと同じように病気を治す力があると伝えられてきました。

10月の誕生石:オパール・ピンクトルマリン

代表的な誕生花:コスモス

オパールには心中の勧善・安楽、ピンクトルマリンには寛大・忍耐といった意味があります。オパールには地の色によって、ホワイトオパール、ブラックオパール、ファイアーオパールなどの種類があります。角度によっていろんな色に見え、その見える色の数、輝き、色の変化などで価値が決まります。特に虹色に見え、赤・青・緑が必ず入っていると価値が高くなります。一方ピンクトルマリンも10月の誕生石です。トルマリンには、緑や黄色、黒などいろんな種類があります。マイナスイオンを発生すると言われていますが、ピンクトルマリンは愛を大切な人へ流すことで、愛を増幅させると言われています。

11月の誕生石:トパーズ

代表的な誕生花:菊

トパーズには友愛・潔白といった意味があります。トパーズにはいろいろな言い伝えがあり、身につけると知性と勇気を高めるとか、粉にして飲むと喘息や不眠症に効くなどいろいろあります。そして、その力は月によって強くなったり弱くなったりすると信じられてきました。

12月の誕生石:トルコ石、ラピスラズリ

代表的な誕生花:シクラメン

トルコ石には成功を保証するといった意味があり、緑色が少なく、濃い青色のトルコ石に価値があります。一方のラピスラズリには健康・高貴といった意味があります。ラピスラズリは、直訳すると青い石、群青色の空という意味になります。日本では瑠璃と呼ばれていました。ラピスラズリは、古くから装飾品、群青色やウルトラマリンという絵の具の顔料、下剤、化粧品として使われてきました。

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